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おかえり動線とは?ポイントやアイディアや間取りの例も解説

おかえり動線とは、帰宅してからの動きをスムーズにするために考えられた動線です。

玄関からホール・クローゼットから手洗い場、リビングへ自然につながる動線をつくると、片付けなどがスムーズになり、家事の負担が軽減されます。

この記事では、おかえり動線を実現するためのポイントや具体的なアイデア、間取りの実例をご紹介します。

おかえり動線とは?

家に帰ってきたときの一連の行動を、スムーズに行えるように設計された生活動線がおかえり動線です。

玄関からリビングやキッチンに向かうまでの流れを効率化すれば、無駄な動きがなくなり、毎日を快適に過ごせます。

玄関横にシューズクロークやコート掛けを設ければ、帰宅してリビングに入るまでの動線が散らからずスッキリします。

おかえり動線は帰宅後の家事効率化につながるため、生活習慣に合わせてカスタマイズするのがポイントです。

玄関から洗面所へ直行できる間取りにすれば、帰宅後すぐに手洗いうがいができるなど、衛生面でも役立ちます。

スムーズな動線を確保すれば、毎日の帰宅が心地よい時間に変わります。

おかえり動線を作るためのポイントおかえり動線は、帰宅後の暮らしやすさを左右する重要な要素です。

ここでは、おかえり動線をつくるうえで押さえておきたいポイントを紹介します。

間取りを考える段階から意識することで、生活をより快適にすることができるでしょう。

リビング階段で家族との会話を促す

子どもが成長すると自分の部屋で過ごす時間が長くなり、親子での会話が極端に減少するため、コミュニケーションが取りにくくなります。 

家族が集まるリビングに階段を設けると、2階に移動する際に自然と顔を合わせる機会が増えるため、コミュニケーションのきっかけづくりに効果的です。

「ただいま」「おかえり」と声を掛け合うのは、親子の絆を強くするだけでなく、お互いの存在を感じやすくします。

子育て期の家庭だけでなく、共働きで帰宅時間が合わないときにも安心感が生まれやすい点が魅力です。

廊下を少なくしてオープンにする

少ない敷地で満足度の高い住宅にするためには、廊下を少なくし、移動するための動線を短くするのが有効な方法です。

廊下を少なくしてオープンにすれば、リビングから各部屋にアクセスしやすくなります。

リビング階段と組み合わせれば家族と顔を合わせる機会が増えますし、収納スペースを増やせば便利な間取りが完成します。

家族が集まるリビングはコミュニケーションが生まれやすい場所ですし、仕切りや視線の抜け方を工夫すれば、オープンすぎず落ち着いた空間を両立させることができるでしょう。

おかえり動線を作るためのアイディア

おかえり動線が整えば、帰宅後の行動をスムーズに行えますし、家事の効率化につながります。

ここでは、快適で使いやすいおかえり動線を実現するための具体的なアイディアをご紹介します。

手洗いまで直通

外部の汚れやウイルスなどを家の中に持ち込まないためには、玄関から手洗い場までの移動がスムーズな動線が安心です。

玄関横に洗面コーナーを設置すれば、帰宅後すぐに手洗い・うがいができ、リビングや部屋に汚れを持ち込みません。

子育て世帯では、親が声をかけなくても自然と手洗い習慣が身につきやすくなるなどのメリットも生まれます。

洗面コーナーからランドリールーム、浴室へ直通の動線にすれば、泥んこ遊び帰りやスポーツクラブ・部活帰りも、さっぱりしてくつろげるでしょう。

外出時に持ち出した荷物の収納にこだわる

おかえり動線を快適にする工夫の1つに、持ち出した荷物を片付けるための収納スペースの設置があります。

シューズクロークや土間収納を隣接させ、棚などを設ければ、帰宅してすぐに荷物を置けるため散らかりを防げます。

子どものランドセルや習い事バッグ・アウターなどは、玄関近くに配置したファミリークローゼットを利用すれば忙しい朝の準備もスムーズになるでしょう。

クローゼットの大きさやデザインを工夫すれば、買い置きしておくものや重い荷物を収納し、家事の負担を減らせます。

和室に直通

家族が集まるリビングは生活感が出てしまうため、来客時には目に触れないようにしたい方が多いはずです。

玄関やリビングから和室へ直接アクセスできる動線を設ければ、来客に不快感を与えることなく生活できます。

和室は客間としてだけでなく、家族のくつろぎスペースや子どもの遊び場としても活用されることが多いため、玄関からのアクセスの良さが重要です。

和室と玄関を近くすることで、お客様の応対が効率的になりますし、引き戸を間仕切りにすれば開放感が生まれ、使いやすい空間が実現します。

おかえり動線の間取り例

おかえり動線を取り入れると帰宅後の流れがスムーズになり、家事効率や快適性が大きく向上します。

ここでは、ライフスタイルに合わせて選べる具体的な間取り例を4つご紹介します。

玄関・ホールを基準

家の出入り口である玄関・ホールは、家族や来客が出入りする場所であるため、動線設計の要となります。

玄関に十分な広さと収納を確保し、ホールとつなげれば、帰宅時の混雑や荷物の散乱を防ぐことができます。

玄関横にはシューズクロークを設け、靴や傘、アウトドア用品などを収納すれば、常にすっきりした状態が保てます。

ホールからリビングやキッチン、洗面所にアクセスできるようにすれば、帰宅後の動きが

効率化されスムーズです。

ホールを回遊動線にすれば、忙しい朝や帰宅ラッシュ時でもストレスを感じにくい空間になります。

玄関収納庫・ファミリークローゼットを基準

おかえり動線を整えるためには、玄関収納庫とファミリークローゼットを基準にした間取りが効果的です。

玄関収納庫には外で使うものを集約し、帰宅後すぐに片付けられる環境をつくります。

その先にファミリークローゼットを配置すれば、コートや通勤カバン、ランドセルなどの持ち物をすぐに収納でき、花粉やほこりを生活空間に持ち込むのを防げます。

ファミリークローゼットは家族全員の衣類をまとめて収納できるため、着替えてからリビングに向かう流れがスムーズになり、朝の身支度も効率的です。

玄関収納庫とファミリークローゼットからリビングに入るルートを作れば、来客の際にもスムーズに移動ができます。

朝の準備や帰宅後の片付けが短時間で済みますし、収納を基準に間取りを考えれば片付ける暮らしが身につくようになり、生活全体がスムーズになります。

玄関収納庫・洗面コーナーを基準

玄関収納庫を玄関横に配置すれば、靴や傘・アウトドア用品・スポーツ用品などを玄関周りに集約して片付けられます。

部活などで使うバットやグローブ・ボールなどは壁収納、普段は使わないものは、収納棚に片付けておくと見た目にもスッキリさせられるのがポイントです。

収納庫から洗面コーナーへ直通できる動線をつくれば、手洗い・うがいまでがスムーズになり、衛生面でも安心できます。

花粉やウイルス対策が必要な時期はもちろんですが、子育て世帯やペットと暮らす家庭におすすめの間取りです。

玄関収納庫と洗面コーナーを組み合わせると、帰宅後の動きがスムーズになり、片付けが習慣化すれば、生活の質も向上します。

ホール・玄関収納庫・F.CLを基準

おかえり動線を快適にするには、ホールを中心に玄関収納庫とF.CLを組み合わせた間取りが効果的です。

玄関に隣接する玄関収納庫は、靴や傘、ベビーカー、アウトドア用品などをまとめて収納でき、玄関周りをすっきり保ちます。

その先にファミリークローゼットを配置すれば、帰宅後すぐにアウターなどを片付け、子どものランドセルや通勤カバンを定位置に収納可能です。

このような動線は、花粉やホコリなど外からの汚れをリビングに持ち込まないため衛生的ですし、ペットや子どもがいる家庭でも安心感があります。

朝の外出準備や帰宅後の着替えが1か所で完結するため、家事や身支度の効率が向上します。

ホールを基点に回遊できるようにすれば、家族同士がぶつかりにくく動きやすいのも特徴です。

収納と動線を一体的に考えれば、家の中が散らかりにくくなり、片付く暮らしと快適な住環境が実現します。

まとめ

おかえり動線は、帰宅後の動きをスムーズにし、家事効率を高め快適な暮らしを実現する重要なポイントです。

玄関収納庫やファミリークローゼット、洗面コーナーを近接させることで、荷物の片付けや手洗いがスムーズになります。

ホールを中心に回遊動線をつくれば、忙しい朝に家族がぶつかりにくく、スムーズに支度をして出かけられるようになるでしょう。

生活動線を工夫すれば家族の笑顔が増え、毎日の暮らしが心地よくなる住まいづくりが可能です。

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