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家を建てるなら?これを知っていれば大丈夫!家づくりの基礎知識

家を建てる経験は人生の中でもそう多くはなく、はじめて家づくりをするという方も多いでしょう。

はじめての家づくりは、何からすればいいのか?何を決めればいいのか不安も多いものです。

家づくりには、さまざまな知識や判断が必要になるため、基本的なことを押さえておく必要があります。

この記事では、家を建てるなら知っておくべき基礎知識として流れやお金のこと・間取りのことなど網羅的に紹介します。

これから家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

理想の家を建てる前に考えること

理想の家を建てるためには、どんな家が理想なのかを具体的にイメージすることが大切です。

「家を建てたい」気持ちはあるものの、実際どのような家を建てたいのかは漠然としているという方も少なくありません。

まずは、どのような家を建てないのかを以下のようなポイントを踏まえながら具体的にしていきましょう。

  • 人生設計
  • 理想の暮らし
  • 注文住宅か建売住宅か

人生設計

どのような家がいいかは人生設計によって異なります。

例えば、子どもが複数人いるなら、人数に合わせた子ども部屋や学区を踏まえた立地選びが必要でしょう。

車を所有するなら駐車場も必要です。

このように、家族構成やライフスタイルによって必要な間取りや立地は異なってきます。

この際、今だけでなく将来の家族構成まで踏まえて考えることが大切です。

人生設計を考えていると家の形だけでなくお金についても見えてくるので、家づくりの資金計画としても役立ちます。

理想の暮らし

家族それぞれ家への希望はあるでしょう、どのような家で暮らしたいか、家族と話し合い意見を出し合うことが大切です。

話し合う中で、こだわりたい部分とそうでない部分も見えてきます。

家づくりには予算がある場合が多く、すべてのこだわりを満たすことは難しいため、話し合いながら優先順位を決めておくとスムーズな家づくりをしやすくなります。

注文住宅か建売住宅

新築で戸建てを買う場合、「注文住宅」か「建売住宅」という選択があります。

注文住宅:自分で間取りや設備・外観などを決めて作る住宅

建売住宅:ハウスメーカーなどが土地付きで建設した状態で売る住宅

注文住宅の大きな魅力は、すべて自分で決めて建設できるという自由度の高さです。

その反面、費用は建売よりも高くなる傾向があります。

一方、建売住宅はすでに建設されているか、建設前であっても基本的なプランは決まっているので、家に対する自由度は高くありません。

しかし、コストを抑えて建設されているものも多く、費用は注文住宅よりも抑えることが可能です。

そのため、こだわりが強く理想の家を建てたいなら注文住宅、コストを重視するなら建売住宅が適しています。

家に対する希望などを踏まえて、どちらにするかを検討するようにしましょう。

家づくりの流れと期間

家づくりは思い立ったらすぐにできるものではなく、長い時間が必要になるため、流れを押さえておくことが大切です。

ここでは、家づくりの流れや期間をみていきましょう。

家づくりの流れ

注文住宅で家を建てる場合の大まかな流れは以下の通りです。

  • 情報収集
  • 資金計画と予算決め
  • 住宅会社選び
  • 住宅ローン申請
  • 家の仕様を決める
  • 住宅会社と請負契約の締結
  • 着工
  • 完成・引き渡し

家づくりは、情報収集から始まり、施行会社を選んだら住宅ローン審査や本格的な家の仕様を決めていきます。

家の仕様が決まり住宅ローン審査に通ったら、請負契約を結び家の建設がスタートです。

着工後は、地鎮祭や近隣への挨拶・上棟式などを経ながら家が完成し、引き渡しとなります。

また、土地選びから必要な場合は、住宅会社選びの前後で土地選び・購入も加わります。

家が建つまでの期間

家づくりは、情報収集から引き渡しまで1年~1年半ほど時間がかかるのが一般的です。

ただ、土地選びから必要、こだわりが強く打ち合わせが進まないなどでそれ以上時間が係るケースも珍しくありません。

また、順調に着工まで進んでも、天候不良や資材の入荷遅れなどで建設が進まない可能性もあります。

そのため、家づくりのスケジュールを組む際には、トラブルが起きて遅れることも考慮して余裕を持ったスケジュールを立てることが大切です。

家づくりにかかるお金のこと

家は人生の中でももっとも高い買い物といわれるように、まとまった金額が動きます。

入念な資金計画を立てていないと失敗しやすくなるので注意しましょう。

家づくりにかかるお金の内訳

家を建てる際にかかるお金は、建築費だけではありません。

建築費を含め以下のような費用が必要です。

  • 建物の建築費
  • 付帯工事費
  • 諸費用

付帯工事費用とは、外構工事や給排水工事などの建物以外の工事にかかる費用です。

また、申請手続きや税金などの諸費用も掛かります。

一般的には、総費用のうち付帯工事費が15~20%、諸費用が5~10%程と言われています。

本体工事費ばかりに気をとられて、付帯工事費が入ると予算オーバーというケースは珍しくありません。

資金計画を立てる際には、トータル費用で計算するようにしましょう。

住宅ローン

家を建てる場合、現金一括で購入する方は少なく、ほとんどが住宅ローンを利用します。

住宅ローンとは、金融機関が提供する住宅取得のためのローン(融資)のことです。

融資実行後に住宅会社に費用を支払い、借入した金融機関には借入後、毎月元金に利息を加えて返済していきます。

借入期間が長いため、返済総額が金利に大きく影響される点は覚えておきましょう。

住宅ローンの金利タイプには、次の3つがあります。

  • 全期間固定金利:借入期間中の金利が固定されている
  • 変動金利:借入期間中に一定期間で金利が見直され変動する
  • 固定期間選択型金利:一定期間は固定金利

全期間固定金利なら、金利上昇のリスクを避けられますが他の金利に比べて金利が高いのが一般的です。

反対に、変動金利は金利が最も低いタイプですが、返済期間中に金利が上昇するリスクをともないます。

住宅ローンは20年や30年と長期に渡り返済していくものです。

ライフプランを踏まえながら長期的な返済計画を立てて、適切な金利タイプや借入額などを検討するようにしましょう。

土地選びで押さえておきたいポイント

注文住宅を検討する場合、すでに土地を持っていない限り土地選びからスタートします。

理想の家を建てるうえで、土地は重要なポイントです。

土地選びで失敗してしまうとどんなに優れた家を建てていても満足な生活にならない可能性もあるので、慎重に選ぶようにしましょう。

土地を選ぶ際には、以下の点を押さえておくことが大切です。

理想の家を建てられる土地か

土地によって建てられる家も大きく変わってきます。

以下の点は必ず確認するようにしましょう。

  • 土地の広さや形状
  • 地盤の強度
  • 土地にかかる規制

正方形や長方形の整った土地(整形地)が住宅を建てるのに適していますが、台形やいびつな形の変形地(不整形地)であっても住宅を建てることは可能です。

しかし、不整形地で家を建てる場合は、土地を十分活用できない・間取りに影響が出るといった恐れもあります。

また、土地には建てられる建物へ規制がかかっているケースもあるので、購入後に規制について分かったとならないように注意しましょう。

相場に対して価格が安すぎる土地も、何かしら理由が潜んでいる可能性があるので事前に安い理由まで確認することが大切です。

周辺環境もチェックする

快適に生活するには立地も重要です。

周辺の買い物施設や病院・学校など、自分たちの生活に必要な施設があるかも確認しましょう。

また、騒音トラブルや近隣トラブルが発生していないかも重要になってきます。

土地選びの際には、実際に自分の足で周辺を歩いてチェックすることをおすすめします。

100点満点の土地は存在しない

すべての要望を満たす100点満点の土地は基本的に存在しません。

立地が良ければ価格が高い、価格も広さも十分だけど周辺に何もない、というように何かしら妥協しないといけない点は出てくるものです。

100点満点の土地を探そうとすればいつまでも時間がかかります。

また、条件の良い土地は他の人にとっても好条件となるため、妥協点で悩んでいるうちに買われてしまう恐れもあるでしょう。

気になる土地を見つけたらすぐに購入判断を下せるように、事前に土地に求める優先順位や譲れないポイントを明確に決めておくことが大切です。

家づくりで知っておくべき基礎知識

家を建てる際には、決めなければならない点が多くあります。

また、専門的な知識も必要になってくるので、ある程度基礎的な知識は押さえておくことが大切です。

ここでは、施主として押さえておきたい基礎知識として以下の4つを解説します。

  • 構造と工法
  • 住宅の性能
  • 家づくりに関わる法律
  • 補助金や特例

構造と工法

住宅を建築する際の構造の選択肢は「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造(RC造)」の3つです。

通常、戸建ての場合は木造が一般的ですが、鉄骨造・RC造のメリットからそちらを選択するケースもあります。

さらに、構造を組み立てる工法によっても家の完成は大きく左右されます。

大まかな構造別の工法は以下の通りです。

構造主な工法
木造木造軸組工法 ツーバイフォー工法 木質パネル工法
鉄筋造鉄骨系プレハブ工法
RC造鉄骨系プレハブ工法

木と梁で構成される昔からの工法である木造軸組工法は、もっとも多くの住宅で取り入れられています。

また、近年は製材を組み合わせて造るツーバイフォーで建設するケースも増えています。

それぞれの構造・工法によって家の性能や価格は大きく左右されるので、メリット・デメリットを比べて検討するとよいでしょう。

住宅の性能

耐震性能や断熱性・気密性といった住宅の性能は、快適・安全に暮らすうえで重要です。

断熱性・気密性の高い家は、外気の影響を受けにくく室温を一定に保ちやすいので、暮らしやすいだけでなく光熱費の削減にもつながるでしょう。

地震大国といわれる日本で、安心して暮らすには耐震性も欠かせません。

住宅の性能は、デザインのように見えないため後回しにしがちですが、家の重要な部分です。

また、性能の高さは価格の高さにもつながってしまうため、快適さや予算などとバランスを考えることも重要です。

ただし、高性能の家なら初期費用は掛かってもランニングコストを抑えられるというメリットもあるので、家の生涯の費用で検討するようにしましょう。

家づくりに関わる法律

家の建築には、さまざまな法律が関わっており法を守る必要があります。

主な法律には、建築基準法・都市計画法・消防法などがあり、建てられる建物のルールが細かく定められています。

基本的には、各法律に則って住宅会社が家を提案してくれますが、施主としてもある程度は理解しておくようにしましょう。

特に、建ぺい率・容積率・高さ制限・接道義務は、代表的な家づくりのルールであり土地選びの段階から関わってきます。

土地によって規制内容は異なるので、不動産会社や住宅会社と相談しながら理想の家が建てられるかを慎重に確認するようにしましょう。

補助金や特例

家づくりの費用は、補助金や特例の利用で節約できる可能性があります。

特に、高性能な家を建築する場合は、ZEH支援などの補助金が検討しやすいでしょう。

また、住宅ローンを利用した場合は、住宅ローン控除も検討できます。

各種特例や補助金は、適用を検討する時期や自治体によって有無や条件は異なるので、最新の情報で確認することが大切です。

住宅会社によっては補助金の適用をサポートしてくれる場合もあるので、相談するとよいでしょう。

理想の家の間取り

注文住宅の場合、間取りから自分で決めていくことになります。

間取りは、その後の生活の快適さを左右するのでどのような間取りがあっているかを慎重に検討することが大切です。

快適な広さと間取りの目安

どのような間取りが良いかは、家族構成やライフスタイルによって異なります。

家族の人数が多ければその分部屋数が必要になり、人数が多くないのに部屋数が多ければ持て余しかねません。

理想的な間取りは家庭ごとに異なりますが、代表的な家族人数別の間取りは以下の通りです。

  • 夫婦二人:2LDK
  • 夫婦と子ども1人:2LDK~3LDK
  • 夫婦と子ども2人:3LDK~4LDK

間取りを選ぶ際には、今の家族構成だけでなくライフプランも考慮するようにしましょう。

また、間取りだけでなく広さも重要です。

部屋数が多くてもそれぞれが狭ければ使いにくくなってしまいます。

国土交通省[y1] では、健康で文化的な生活を営むために必要不可欠な住宅の面積(最低居住面積水準)と豊かな生活を前提とした誘導居住面積水準を以下のよう紹介しているので参考にしてください。

【最低居住面積水準】2人以上の世帯:10㎡×世帯人数+10㎡

【誘導居住面積水準(一般型)】2人以上の世帯:25㎡×世帯人数+25㎡

【誘導居住面積水準(都市居住型)】2人以上の世帯:20㎡×世帯人数+15㎡

快適な間取りのポイント

間取りを決める際には、家族の人数やライフスタイルにプラスして以下のような項目も考慮することが大切です。

  • 動線(生活動線・家事動線)
  • 収納量や場所
  • コンセントや配線
  • 陽当たりや風通し

動線がスムーズな間取りであれば、毎日の生活も快適になります。

特に、家事動線は日々に関わってくるので、間取りを決める際には家事の動きを具体的にイメージしながら検討するとよいでしょう。

また、収納やコンセント、陽当たりは間取りで失敗しやすい部分です。

後回しで決めがちな部分ですが、失敗すると生活で不便を感じやすくなってしまうのでしっかり考慮するようにしましょう。

家づくりのパートナーの選び方

家づくりの成功は、パートナーとなる住宅会社にも大きく左右されます。

理想の家を任せられる住宅会社かを慎重に判断して選ぶようにしましょう。

工務店とハウスメーカーの違い

住宅会社には、大きく工務店・ハウスメーカーがあります。

  • 工務店:地域密着型など小規模で運営している住宅会社
  • ハウスメーカー:全国規模で展開する住宅会社

地域に根差して運営している工務店は、地域に合った家づくりがしやすく、施主と一緒に作り上げていくのでこだわりを反映しやすいというメリットがあります。

一方、大手と言えるハウスメーカーなら最新の技術やスケールメリットを活かした価格で家を建てられるという魅力があるものです。

大手なら知名度も高く安心感がありますが、必ずしも大手が自分の理想の家に合っているとは限りません。

幅広い選択肢から比較して、自分の家に合った住宅会社を選ぶことが大切です。

住宅会社を選ぶポイント

住宅会社を選ぶ際には、以下のようなポイントもチェックするとよいでしょう。

  • 実績
  • 評判
  • デザイン性
  • 対応している工法・構造
  • 価格帯
  • アフターフォローや保証
  • 営業担当者との相性

住宅会社によって、得意としている工法やデザインは異なります。

注文住宅であれば基本的に希望は反映;れますが、自分好みの家を得意としている住宅会社の方がより完成度に満足しやすくなるでしょう。

また、工法や住宅性能・サービスにも違いがあるため比較しながら選ぶことが大切です。

家づくりの注意点

最後に、家づくりの注意点として以下の3つを解説します。

  • 無理のない住宅ローンを組む
  • 安全・快適に暮らせるかを考える
  • 家づくりは早めにスタートする

無理のない住宅ローンを組む

住宅ローンの借入限度額と無理なく返済できる額は異なります。

借入限度額いっぱいで住宅ローンを組むと、後々生活が厳しくなる恐れもあるので注意しましょう。

住宅ローンの返済は30年前後と長期に渡るものです。

子どもの小さいうちは返済に無理がなくても、子どもが大きくなるにつれて教育費などの出費が増えて返済が厳しくなる恐れもあるでしょう。

出費が増えなくても自身の転職や景気悪化などで収入が減少する可能性もゼロではありません。

返済ができなくなれば、最悪家を手放す必要があります。

また、家自体も購入後に定期的なメンテナンスや毎年の固定資産税などのランニングコストが必要です。

ローンを組む際には、ライフイベントなども考慮しながら長期的に無理のない返済計画かを十分に検討することが大切です。

安全・快適に暮らせるかを考える

家づくりというと間取りやデザインに目が行きがちですが、長く生活するためには安全・快適に暮らせるかも重要です。

土地を選ぶ際には地盤の強さや災害リスクまでチェックする、家の仕様を決める際には耐震性や断熱性などの住宅性能もおろそかにしないことも必要になってきます。

また、戸建住宅は空き巣などの侵入犯罪のリスクがマンションよりも高くなるので、防犯性も考えることが大切です。

性能の高い住宅はコストも高くなりやすいですが、コストを抑えることばかり考えて建ててから後悔しないように、全体のバランスをとりながら検討するようにしましょう。

家づくりは早めにスタートする

家づくりは何歳からスタートしても問題ありません。

とはいえ、家を購入するのに住宅ローンを利用するなら、少しでも早い方がおすすめといえるでしょう。

金融機関では、完済時の年齢制限を75~80歳に設定しているケースが一般的です。

そのため、35年ローンを組むなら最低でも40歳~45歳までに申し込む必要があります。

ただし、定年後の収入が大きく減少した状態で住宅ローンの返済が残っていると、生活の負担になりかねません。

もし、65歳までに完済したいのであれば35年ローンなら30歳スタートが理想でしょう。

それ以上の年齢で組む場合は、借入期間や額を少なくする、途中でこまめに繰り上げ返済する・退職金で一括返済するなどで早めに完済する工夫も検討することが大切です。

まとめ

ここまで、家を建てるならしっておくべき基礎知識として建てる前に考えることやお金のこと、間取りや住宅会社の選び方など網羅的にお伝えしました。

家を建てるうえでは決めなければなないことが多岐に渡り、ある程度の知識がなければ判断に迷うことも多くあります。

分からないことや不安なことをそのままにして家づくりを進めると、後悔する原因になりかねません。

家づくりは人生にもかかわる大きなイベントです。

後悔のないように、家づくりについて自分で調べたり住宅会社に相談したりしながら納得して進められるようにしましょう。

家づくりの基本から無料で相談できるのはThe Terrace Home!


 [y1]https://www.mlit.go.jp/common/001098415.pdf

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