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注文住宅で起こるトラブル事例9選!事前に防ぐ方法や解決手順を紹介

住宅のデザインから暮らしやすい間取りや動線を自分たちで考え、設計に携われる魅力があるのが注文住宅です。

最初から出来上がっている建売住宅とは違い、理想の住宅を建てられる魅力がありますが、施工会社とのトラブルに悩む声も少なくありません。

どのようなトラブルがあるのか、どうして起こったかを知ることで未然に防げるでしょう。

この記事では、注文住宅で起こりやすいトラブル事例を9選として紹介しています。

未然に防ぐためには何をすればいいのか、万が一トラブルが起きた時にスムーズに解決できるような解決手順や相談先も合わせてご覧ください。

注文住宅で起こったトラブル事例

金額の大きな買い物である注文住宅は、施主のこだわりや夢が詰まっています。

時間をかけて積み重ね、ようやく完成した住宅に不具合があったり満足できないなど考えたくはないでしょう。

ここでは、注文住宅によくあるトラブル事例を紹介します。

追加工事による予算オーバー

最初から型が決まっている建売住宅と違い、注文住宅の場合には「追加工事」が必要になる

ケースが多いようです。

契約時には「予算内で収まる」と思っていたはずなのに、どこで何を間違えてしまったのか頭を悩ませてしまいます。

図面や仕様書だけを見ただけでは、仕上げがどうなるのか、設備はどれを入れるかなどが決まっていないケースがあります。

サイズが規格外で変更が必要になったり、照明やカーテンなどのインテリアや外構工事で費用がオーバーするようです。

細かいことですが、依頼内容をしっかり理解し、予算は余裕をもって考えていきましょう。

アフターサービスの対応が不十分

高額な注文住宅を購入したにも関わらず、アフターサービスが充実していないトラブルです。

注文住宅にはハウスメーカーや工務店が取り決めた保証が付いており、その期間には定期点検が行われます。

一般的には完成後・3カ月点検・1年と時期に合わせ、保証期間内に担当者が訪問し定期点検を実施します。

不具合などがあった場合には手直しや補修が行われますし、定期点検以外で問題があればサポートセンターに連絡すれば担当者がかけつけます。

中には。定期点検回数が少ない・新築から数年は駆けつけてくれたにも関わらず、保証期間が近づくにつれて連絡もないなど十分なアフターサービスが受けられない方も多いようです

工期が予定より遅れた

早くて半年、遅くても1年弱で完成する注文住宅ですが、追加工事や資材が届かないトラブルで工事期間が延びてしまいます。

天候不良や土地に問題が発生したなど以外は、施工会社側のミスや不備です。

家具や家電品の置き場がないなどの問題に関しては、発送日時の変更やトランクルームのレンタルで難を凌げます。

問題となるのは、引っ越しタイミングがずれてしまうことです。

完成するまで賃貸契約していた場合、契約期間の延長が必要になりますし、お子さんが

いる場合には通学に支障が出ます。

営業担当者との意思疎通ができない

施主の意見が反映されるべき注文住宅で、「頼んだものとは違う」「壁紙が変更されていない」など、注文した通りになっていないトラブルがあります。

打ち合わせで決めたはずなのに意見が通っていないなどは、コミュニケーション不足だけでなく、書面でのやり取りがないのが問題です。

メモで渡しても「もらっていない」と言われてしまうと、水掛け論になり解決できません。

口頭でやり取りしただけでは、自分の意見は伝わっていないと考えましょう。

設計図や仕様書と仕上がりが違う

理想の住宅を自分たちがデザインし、そこに家族で暮らす喜びを夢見て建てたはずなのに、設計図や仕様書で見た時と違っているトラブルも少なくはありません。

ほんの少しのことも、こだわりぬいた注文住宅だから許せない気持になるでしょう。

細かな仕様の違いなどは、担当者とのコミュニケーション不足や施主が現場へ足を運び確認しなかったなども原因です。

工事が始まってしまうと、まかせっきりにして完成まじかにしか見ない方もいます。

施工前にじっくりチェックし、間違いがないかを確認するのはもちろんですが、工事中も顔を出すことで小さなミスが防げます。

住宅性能評価書の発行が遅れている

住宅性能評価書は耐震性や省エネ性能・安全性を、国土交通大臣の登録を受けた第三者評価機関が評価します。

地震保険などで有利になりますし、資産価値を向上させられるため、将来的な売却も有利です。

長期優良住宅認定を受けると固定資産税・住宅ローン・登録免許税の軽減が受けられるメリットがあります。

これらの申請には期限があるため、住宅性能評価書の発行が遅れると申請ができなくなります。

住宅性能評価書取得には費用がかかるため、発行が間に合わないと、税制上のメリットが受けられません。

申込み時には、設計図面や詳細な仕様書が必要なため、早めに施工会社に依頼をし打ち合わせておく必要があります。

住宅の引き渡し時に手渡されるのが一般的なため、その前に申請がされているかを確認しておきます。

設備に不具合や施工ミスがあった

起こってはいけないミスや設備の不具合は、悪質なものは損害賠償請求の対象となりますが、施主の確認もれが原因であるケースもあるため、慎重な対応が必要です。

壁の色が違っている、キッチンが注文したものと違っていた、窓のサイズが異なるなど、注意していれば防げるトラブルではありますが、根底には「伝達ミス」「確認もれ」があります。

とにかく、建設中にこまめに足を運び確認するしか方法がないため、保証やアフターサービスが手厚い施工会社を選びましょう。

施工時に近隣住民からクレームを受けた

施工前には、施工会社が近隣住民に対して挨拶回りをするのが通例です。

土埃などが原因で庭や車が汚れたり、騒音が響き不快感を与えてしまうなどを事前に伝え、承諾してもらいます。

ところが「思っていた以上に音が大きい」「トラックの出入りでうるさい」など、クレームが入るケースがあります。

赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭や高齢者からのクレームが多いようです。

神経質な方は、どうしても気になってしまうため、施工会社と一緒に挨拶に回るなどして、フォローしておきます。

諸費用が払えない

住宅ローンは申し込んでも、すぐに融資が受けられるわけではありません。

引っ越し費用や仮住まいの家賃、契約時の手付金や工事の着工金などは、あらかじめ用意しておく必要があります。

支払いができないと、大きなトラブルに発展してしまうため注意しましょう。

引き渡されるまでの諸費用に余裕がない場合には、つなぎ融資の利用か注文住宅に必要な費用以外を削るなども考えてみます。

賃貸を借りず、夫婦どちらかの実家に暫くお世話になるように頼むなども考えるべきです。

注文住宅でのトラブルを未然に防ぐ方ポイント

トラブルが発生するとストレスにもなりますし、金銭的な負担も大きくなりスケジュールが変動します。

ここでは、注文住宅を購入する際に起こってしまうトラブルを未然に防ぐために何をすればいいのかをまとめました。

建築現場に顔を出して確認

「施工中に顔を出すと邪魔になるのではないか」「職人の気を散らしてしまう」と足を運ばない方がいます。

施主が顔を出すだけで、職人の気持ちが引き締まりますし、自分たちがどのような工事を進めているかを話すのは現場監督にとっても嬉しいものです。

工事の邪魔にならない場所から見学するのは問題はありませんし、職人が休憩時間であれば声をかけて話をしても構いません。

「ありがとうございます」や「完成が楽しみです」は励みになりますし、丁寧に喜んでもらえるようにと仕事に身が入るものです。

このようなコミュニケーションを取ることで、職人のモチベーションが高くなりスムーズな施工につながります。

標準仕様を細かく確認する

施工会社によって資材や設備の標準仕様は異なります。

同じ条件で複数の施工会社に見積書を依頼すると、標準仕様が異なるだけで数十万以上の差がでるケースも少なくはありません。

キッチンは、同じようなデザインでもメーカーやグレードで価格差が生じることがあります。

予算や希望条件に適しているか、納得のいく価格で注文住宅が完成するか細かい部分までチェックしましょう。

断熱性能や内装仕様・デザイン、どこにお金をかけているのかを理解すれば、予算を大きくオーバーすることもないでしょう。

営業担当者との信頼関係を大事にする

トラブルの原因の多くは「伝達ミス」から引き起こされています。

このようなミスは、担当者とのコミュニケーションがうまくいっていないからです。

プロであっても、見逃しや聞き逃しはあるものですから、常に確認をすることが重要になります。

建築に詳しく、プロの話を完全に理解できる人はいませんし、担当者もそれを理解し伝える必要がありますが、経験値が浅いとうっかりミスが生まれてしまいます。

ベテランだから安心できるわけでもありませんし、一生懸命やってる人を変えて欲しいとも言い出しにくいでしょう。

わからないことや疑問点があれば、小さなことでも質問してください。

「任せているから」ではなく、任せられる担当者にするのは施主自身ですから、日常的な話を交えながら信頼関係を築いていきましょう。

注文住宅でトラブルが起こった際の解決手順

楽しみにしていた注文住宅にトラブルが起こると怒りだけでなく、やるせなさでいっぱいになってしまいます。

時間が経過すると記憶もあいまいになるため、すぐに行動に移しましょう。

依頼したハウスメーカーや工務店に連絡

トラブルが起こったら、依頼したハウスメーカーや工務店に連絡をします。

アフターサービス専用の窓口がある場合には、そちらを利用し、そうでない場合には担当者に直接連絡する方法もあります。

証拠になる写真を残しておけば、背景を説明する際にも便利です。

あまりにも悪質である・電話をしたけれど取り合ってくれない場合を除き、どうしてこうなったのかを冷静に分析しメモにまとめておくといいでしょう。

トラブルの状況や背景や原因を説明

発生したトラブル内容を詳細に伝える必要があります。

どのような状況で起こってしまったのか、何が原因なのかを順序だてて説明してください。

また、緊急性があるのかないかもしっかり伝えましょう。

住んでいることで危険な状態になるトラブルは、早期に調べにきてもらなければなりませんし、そうでない場合でも「いつ頃確認しにくるのか」聞いておいてください。

アフターサービス専用窓口の場合、そこから建築した支店に連絡が行って、担当者から折り返しの連絡が入ります。

補修や交換や再作業の対応を依頼

状況を説明した後には、担当者から連絡が入り現状確認のための予定を聞かれます。

できれば、都合をつけて1日でも早くに補修や交換の手続きに入ってもらうようにしてください。

担当者が自宅に訪ねてきたら、冷静に現状を話してみてもらいます。

どのような対応をしてくれるのか。いつまでに回復するのかは、口約束ではなく書面で残してもらってください。

発見した当日の写真があれば、見せる・渡すなどの対応も検討すべきです。

注文住宅のトラブルを対応してくれない場合の解決手順

施工側のミスによるトラブルであるにも関わらず、対応が遅い・真剣に話を聞かずに施主のせいにするなど対応に不満がある場合、どのような解決方法があるのでしょうか。

ここからは、ハウスメーカーや工務店の対応に不満を感じた際の解決策を紹介します。

弁護士や行政書士に相談

施工先に相談したけれど、自分たちは悪くないように言われ、取り合ってもらえないケースがあります。

電話で専門的な話を切り出され、うやむやにされて納得がいかない場合には弁護士や行政書士に相談してください。

施工業者の契約不適合責任を追及するためには、解決するには法律のプロに任せるのが一番です。

トラブルがある欠陥がある場所の修繕を求めますが、できない場合には代金の減額や損害賠償請求などのできます。

ホームインスペクションを行う

明らかにハウスメーカー・工務店側に責任がある場合は、不具合の原因をホームインスペクションで調査します。

第三者機関による住宅診断士による調査は、目視だけでは発見が難しい家の傾き・床下や天井裏までを調べ、原因の特定と対処までを診断します。

住宅診断士による報告書があれば、ハウスメーカー・工務店に対して確たる証拠として、責任を追求することが可能です。

住宅瑕疵担保責任保険を調べる

住宅瑕疵担保責任保険は、注文住宅の引渡しから安心して生活するための保険で、保障は10年間になっています。

この保険の対象となるのは、引渡し後に発見される雨漏りや配管のトラブル、構造上の欠陥などです。

新築住宅には必ずセットになっていますから、施主が加入する必要はありません。

保険金がハウスメーカーや工務店に支払われると、修繕が行われる仕組みです。

住宅瑕疵担保責任保険については契約書に記載されていますから、加入しているか調べてください。

まとめ

今回紹介したようなトラブルは、本来であれば起こってはいけない事例です。

意志の疎通ができていれば、現場に足を運んでいればなど、多数が「行き違い」によるトラブルでした。

信頼関係を強固にするためには、どんなに小さな疑問でも営業に聞いてください。

コミュニケーションが上手くいけば工事の様子を聞いたり、見学の申し込みもスムーズになります。

設計に関わって終わりではなく、工事が終わり引き渡されるまで、自分たちが関わっている意識をもって注文住宅の完成を待ちましょう。

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